里山では、通常のツリフネソウと共に、白花のツリフネソウや、キツリフネもご覧いただくことができます。

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ツリフネソウ

ツリフネソウは日本の秋の里山を彩る代表的な花です。
春のカタクリと同じように人々の直ぐ傍らにあって季節を知らせてくれる優しい花。
残暑が続く日々でもこの花が咲くと秋の訪れを感じさせてくれます。

湿り気の多い半日陰に大きな群落を作ってユーモラスで味わいのある花を沢山ぶら下げていますが、舟というより魚の形をも連想させますから、金魚が沢山群れている姿に見える人も多いかもしれません。

花にはマルハナバチなどが盛んに飛んで来て、大きく開いた口からもぞもぞと入り込む姿が良く見られます。
虫と花は共に進化した間柄、不思議な形にもそれなりの意味があるのです。
不思議な営みが私たちのすぐそばに展開していることを知ると、豊かな気持ちになれます。

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白花ツリフネソウ

赤紫色の花のツリフネソウですが、白い花がまれに出現します。
遺伝の不思議で白化した個体です。

越後丘陵公園の一角にこの白い個体が出現したのです。
幸せを運ぶ花なら多くの人が集う公園にシロバナツリフネソウを沢山咲かせてみようと、
この株をもとに増殖が行われました。

そして、ツリフネソウが群生する片隅にシロバナツリフネソウの群落が出来ました。
赤紫色の明るい元気ある姿とは異なり清楚で神秘的な雰囲気をかもし出しています。
今年は数百株ほどの小さな群落ですが周囲の赤紫の花の群落と白い花の群落の対比も素敵です。
すぐそばには別種のキツリフネもあります。
この一角はツリフネソウの仲間の花の不思議と面白さの競演です。

ツリフネソウの花言葉は「心を休める」「安楽」「期待」「詩的な愛」「私に触らないで」等あるそうです。

里山のツリフネソウに囲まれた心休まるひと時をお過ごしください。

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見ごろは20日頃までで、花は10月に入っても見られます。

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