冬期間、古民家の茅葺を維持するために週二回いろりで火炊きを行っています。薪をもやし煙で古民家の内側から燻すことで茅の耐久性を高めています。冬囲いとうず高く積もった雪で室内は薄暗く、黙々と火炊きを行います。

かつてはいろりの灯を絶やさないようにいろりを囲んでの生活がありました。藁仕事や手仕事、あるいは煮炊きもこの場で行いました。

ところがこの煙がなかなか目に染みるもので長くいると目が痛くなり、せき込んだりしますから素人にはなかなか難儀するものです。さらに、煙でいぶされると衣服に強烈な匂いが付きなかなか抜けません。まるで自分が燻製になった気分です。

130116kominnkairori01

さらにさらに、薪が水分を含んでいたりすると「パーン」と弾けて火の粉が当たり一面に飛び散ります。その火の粉が衣服に付こうものなら、化繊でできたズボンなどたちまちのうちに穴が開きます。いろりの周りに敷いてある「むしろ」に黒々とした焼け跡は火の粉の飛び散った跡なのです。決して虫が食った跡などではありません。

開園期間中にいろりに近づかれる方は時々火の粉が飛び散ってくることがあると覚えておくとよいでしょう。

130116kominnkairori02

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック