幾分暑さが残ってはいても朝晩はすっかり秋の気配。
日が暮れればコウロギなど秋の虫の鳴き声が一段とにぎやかで、次第に秋も本番になってきました。

里山の花はまだまだシロバナツリフネソウやツリフネソウがいい花を見せてはいますが、次第にキバナアキギリが主役になってきています。
ホウノキは早々と葉を落とし始めました。
落葉というと冬の気配ですが、遠路を散策すればまだまだ秋の花々が沢山顔をだします。
この時期ならではの花々も多いものです。

今回はすごく身近なタデの仲間をとりあげました。
秋はタデの季節で、里山にはさまざまなタデの花が見られます。
時にはタデの花をさがしながら散策するのも楽しいものです。
タデの多くは雑草扱いされてしまうほど身近でたくさんあり、また茎に刺など(逆刺)があって皮膚を引っかいたりしますからちょっと嫌われ者。
しかし、一つ一つの花は実に愛らしく美しいものです。
しっかり直視してみればきっとその良さがわかるのではないでしょうか。
タデの仲間は古民家まわりや水田まわりなど人里近い場所が狙い目です。

イヌタデ
道端にふつうにありもっともポピュラーなタデです。
「あかまんま」という愛称が付けられるほど人々に愛されてきた花です。 




オオイヌタデ
これも道端で見られるタデですが少し山手を好みます。
イヌタデより大型で花も密についています。


ヤナギタデ
田んぼや湿地に見られるほっそりとした花が特徴のタデです。
噛むとピリッとした辛みがあり刺身のつまに利用されるものです。


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ボントクタデ
ヤナギタデに似ていますが葉には辛みがなく黒い紋が目立ちます。
ヤナギタデより乾燥したところに生育します。



ミゾソバ
湿った場所には必ずと言っていいほどミゾソバが繁茂しています。
刺もあって普段はやっかいもの扱いですが、花の時期は見違えるほど魅力的です。





アキノウナギツカミ

アキノウナギツカミもミゾソバのような湿った場所を好みまるで場所の取り合いをしているようです。
逆刺(ぎゃくし)という刺を持ち他のものに寄りかかりながら成長するのもミゾソバと同じです。
葉が細長いので区別できます。

オオケタデ(栽培)
里山フィールドミュージアムの古民家下の畑には土にまぎれてきたオオケタデが育っています。
とても大きなタデで人の背丈以上に生育します。観賞用に外国から移入されたものです。



そういえばソバもタデの仲間。そばの畑でソバの花も見てみましょう。

自生してもよさそうな種がまだありますからさがし方によっては、ママコノシリヌグイなども見つかるかも知れません。

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