家族でピクニックに出かけたら突然の大地震に遭遇して帰宅困難者になってしまった!という想定の下、防災ウィークの9月3日(土)〜4日(日)、国営越後丘陵公園里山フィールドミュージアムを会場に「きたこん(帰宅困難想定)キャンプ」を開催しました。

昨年に引き続いてのこの企画、リピーターのご家族2組を含め、7家族18名にご参加いただきました。

きたこんキャンプは突然スタート!

大地震が発生したとの想定の下、シェイクアウト訓練として安全確保行動1・2・3「身を低くして・頭を守って・動かない」をとって、しばらくその場に待機。

そして建物の倒壊の恐れがあるので、速やかに建物外の避難指定場所へ避難の指示。

参加された皆様は戸惑いつつ、真剣な面持ちで対応していました。

01シェイクアウト(緊急放送が流れる中、速やかに安全確保行動)

02シェイクアウト(指示に従い建物から屋外へ避難します)

建物の倒壊危険性がないことは確認できましたが、公園の周辺道路は大きな土砂崩れ等で寸断。さらに公園内のライフラインも大きなダメージを受けた中で、帰宅困難者になってしまったという想定の下、参加者一同で明日までの過ごし方をワークショップで議論しました。

ワークショップ前には一同の輪を保つための自己紹介タイム。実際の避難所ではこのような自己紹介が行われるケースは少ないようですが、見知らぬ人同士を分かり合う機会として、とても重要であることを感じていただきました。

04ワークショップ(災害が起きた時何をしなければならないのか、アドバイスを聞きながら家族で考えます)

06ワークショップ発表(家族でまとめたことを発表しました)

ワークショップでは、家族単位で何をしなければならないのかを洗い出した後、やるべきこと別の「班編成」を行い、班別に具体的な行動計画を検討しました。

班編成は「食料班」、「火・灯り班」、「環境班」の3班編成。

各班の体制が整ったところで、いよいよ行動開始です。

「火・灯り班」は、里山に入って火つけの材料となる落ち葉を採取したり、08火と灯り班_落ち葉集め

09火と灯り班_薪割り薪割りをしたり、11火と灯り班_ランタン火入れランタンに火入れをしたり、夕食づくりと夜を迎える準備を進めました。

「環境班」は、寝る場所の確保と快適に休むための掃除。12環境班_掃除

13環境班_照明準備屋内ではオイル式のランタンは何かあったときに火事の危険があるため電池式のランタンを準備。

14環境班_テーブル準備夕食を食べるためのテーブルもコンテナなどある物を使って準備しました。

「食料班」は、公園の畑でたまたま収穫できた野菜類を、唯一使用可能であった水飲み場で洗って調理へ。15食料班_収穫野菜洗い

16食料班_調理収穫野菜と貯蔵野菜、限られた水や調味料などを使って、いかに調理すべきかを考え、災害食の手法「パッククッキング」等によって調理を進めました。18食料班_皿にラップかけ食事の際に使うお皿などにも工夫を。お皿の表面にラップをかけることで、洗い手間と洗う水量を最小限にできることを知りました。

 

日没前になんとか夕食準備が完了。

「環境班」による全員の安全確認の点呼の後に食事がスタート。19夕食

日中の最高気温が35℃近くまで到達するほどの暑い一日の疲れを、温かいお食事が癒してくれたひと時となりました。

心身ともに疲れた時、皆で協力しあって苦労して作った食事のあたたかさは、本当に大切なものだなあと実感することができました。

普段何気なく食べている食事が当たり前のものではないということも感じるひと時となりました。

 

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